中期経営計画

中期経営計画

(1) 名称

BRANDING THE KITAGIN QUALITY 2027
~サステナブルな未来をともにつくる、課題解決の金融事業会社~

この名称は、10年ビジョンで当行が目指す“ユニークバンク”の具体像を言語化したものです。徹底した「顧客最優先志向」に基づき、従来の銀行の発想にとらわれない、企業や個人一人ひとりに寄り添うオーダーメイド型の課題解決の実践を積み重ねることにより、当行の競争優位性を確立し、その結果として、お客さまや行員、その家族が魅力を感じる“ユニークバンク”のブランディングを図ります。

また、「金融事業会社」の言葉には、貸出業務などの伝統的な金融分野を強化しつつ、役務収益増強に向けた非金融分野や規制緩和を踏まえた新規事業へ挑戦する決意を込めております。

併せて、お客さまと行員、銀行、地域間の絆と相互の愛着心を育み、サステナブル(持続可能)な未来をともにつくることを目指します。

きたぎんグループのBRANDING =「ユニークバンク/Unique Bank」
  • 地域の皆様に“利用したい”と思われる銀行グループ
  • 大切なひとに“紹介したい”と思われる銀行グループ
  • ずっと“働きたい”と思える銀行グループ

(2) 計画期間

4年間(2023年4月~2027年3月)

  • 前半2年「業務改革・人財育成期」・後半2年「競争優位性の確立期」

(3) 優先すべき4つの戦略

本中期経営計画では、徹底した「顧客最優先志向」に基づく課題解決の実践に取り組みます。

事業戦略 課題解決のオーダーメイド型営業
人財戦略 ユニークバンクを実践する人財育成
DX戦略 「変革」から「顧客満足」の次のステージへ
SX戦略 ESG・SDGs経営の実践と地域貢献

(4) 基本方針

本中期経営計画では、“ユニークバンク”の目指す姿を具現化し、「優先すべき4つの経営戦略」を起点とした、以下の5つの基本方針を掲げて計画を推進します。

金融仲介機能における収益構造の変革 Change ~変革~
規制緩和による革新的事業の創造 Create ~創造~
最適な資源配分 Optimum ~最適化~
戦略的な組織・業務構造の見直し Improvement~改善~
サステナビリティ経営とガバナンスの高度化 Sustainability~持続性~

(5) 行動・成果指標

[事業戦略]

指標 2026年度までに
サステナブルファイナンス実行額 1,000億円
法人役務収益 7億円/年
住宅ローン実行額 2,000億円
ライフプラン活用件数 5,000件/年

[人財戦略・DX戦略・SX戦略]

指標 2026年度までに
多様性人財数(※1) 100名
エンゲージメント指数(※2) 8.0以上
個人ローン非対面申込割合(※3) 80%
営業店事務負担(※4) 50%削減

※1 戦略的出向、異業種勤務、副業等、多様な経験を持つ行員数

※2 従業員アンケートにおいて当行への好意的回答を指標化したもの(10.0が最大値)

※3 個人ローンにおけるアプリ、Webサイトなどによる申込の割合

※4 営業店事務負担=業務時間―営業に要した時間

(6) 主要計数目標

指標 項目 2026年度
収益性指標 経常利益 40億円以上
当期純利益 30億円以上
効率性指標 修正OHR 75%未満
健全性指標 自己資本比率 8.5%以上

その他

2020年4月に策定した10年ビジョンは下記となります。

10年ビジョン(長期ビジョン)

「豊かな人間力と創造的開発力で、未来をデザインする“ユニークバンク”」

“豊かな人間力” 柔軟な発想力を持ち、親身になって考動できるチカラ
“創造的開発力” ICTの創造的な利活用によって、仕事やサービスの仕組みを開発するチカラ
“未来をデザインする” この10年で激変するだろう経済、社会、暮らしで、私たちの、地域の、未来を共創すること

本中期経営計画は、10年ビジョン達成に向けた第2フェーズとして、「Brand engagement」をテーマとし、徹底した顧客最優先志向に基づく課題解決の実践を通じて、「行員と銀行の絆、お客さまと銀行の絆、愛着心、思い入れを育む」ことにより、競争優位性を確立した持続可能な経営基盤を構築するものとします。

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