CROSS TALKスペシャル座談会クロストーク01

若手行員座談会
「一人ひとりが自分らしく
これからのユニークバンクを目指して」

Hotaru Monma

門間 夕星

2023年入行芸術学部卒営業店 窓口営業グループ

どんな出来事も学びのチャンスと捉え、自身の力に還元できることが強み。現状に満足することなく日々の精進を心がけている。宮城県石巻市出身。

Soya Kobayashi

小林 颯弥

2023年入行教育学部卒営業店 渉外営業グループ

趣味は漫画や読書のインドアとスノーボードのアウトドアという二刀流。懐かしいドラマ視聴など、レトロな世界観も愛している。宮城県岩沼市出身。

Kotomi Inaba

稲葉 琴巳

2023年入行総合政策学部卒営業店 審査管理グループ

趣味はドライブや旅行をすることで、お気に入りは岩手山の眺め。休日には一人で出かけたり友人と会ってリフレッシュ。地元岩手県盛岡市出身。

Motoki Amano

天野 基紀

2023年入行文学部卒営業店 窓口営業グループ

岩手のたくさんの魅力を知ろうと、休日にはドライブを兼ねて同期と県内各地の温泉巡りにハマり中。お気に入りは花巻温泉。宮城県富谷市出身。

自分が思い描いた理想の未来と <きたぎん>に同じビジョンを感じた。

それぞれが抱いた、入行への思い。

今日はこうして久しぶりに同期が集まり、現在の仕事に対する思いや将来の目標などをざっくばらんに話したいと思います。まず、みなさんが<きたぎん>へ入行を決めた経緯を教えてください。
就職活動では<きたぎん>が掲げている『ユニークバンク』という言葉に強く惹かれました。その後、他行とはひと味違う人事制度や職場の風通しのよさ、何より若手が活躍できる環境に恵まれていることを知り、他にはないと思い志望しました。
金融の力で東北全体に貢献したいという思いで就職活動を行っている中で<きたぎん>に出会いました。人事部の方の人柄の良さや、抱いていた銀行のイメージと異なる柔軟で常に進化し続けていく前向きな行風にも惹かれました。
インターンシップ等にも参加しましたが、行員のみなさんが醸し出すアットホームな雰囲気が印象的で入行を決めました。地域や地元に密着するという考え方も良いと思いました。
なるほど。たまたま私以外は宮城県出身ということで志望動機が気になっていましたが納得しました。私は就職活動の際に業界や企業研究をする中で、<きたぎん>から感じた「個を大事にする姿勢」に魅力を抱きました。私自身、人と比べたり比べられたりせず個を大事にしたい思いがあり、通じるものを感じことも大きかったですね。また、地域社会に根付く金融機関であることも志望した理由の一つです。
ところで、現在の仕事はどうですか?

日々の仕事から見えてくる、現在のテーマ。

窓口業務を担当しています。入出金や振込みだけでなく、諸届や口座開設といった複雑な手続きも行うので、覚える業務が多いだけでなく正確さとスピードが求められます。それらを踏まえて「窓口業務を完璧にこなすこと」をテーマに掲げています。もちろん短期間で達成できるほど簡単ではないと思っています。しかし、いま取り組んでいる業務は将来の自分にとって大きな糧になると考え、引き続き一日の仕事の質にとことんこだわり、さまざまな経験を積みながら目標達成を目指していきたいと思っています。
私は松園支店で窓口業務を担当していますが、人数の少ない店舗のため、お客さまへの資産運用・形成のお手伝いや融資など幅広い業務を学び習得する必要があり、とてもやりがいを感じています。テーマは「自己成長」です。お客さまや地域へ貢献するためには、自分自身の実力や自信が伴っていないと十分な提案ができないからというのが理由です。単に自己成長といっても自己満足で終わらせず、日々の業務やお客さまとの関わりの中で学び、吸収できるところは吸収し、仕事に還元できるよう努めています。
本店営業部で渉外係を担当しています。企業のお客さまを訪問する際には、金融情報はもちろんのこと、地元に関する最新情報の交換などを通してコミュニケーションを深めることを意識しています。また個人営業では、個人ローンやNISAの案内などを行っています。現在のテーマは、できるだけたくさんのお客さまに会うことですね。渉外担当としてたくさんのお客さまに会い、話すことで、一日も早く<きたぎんの小林>と、顔と名前を覚えていただくことが目標です。
私の担当業務は審査管理です。主に個人のお客さまに対する消費者ローンの受付から融資実行までを行い、融資案件の管理や書類のチェックを行っています。また、お取引先企業への融資実行にも携わっていて、個人・法人のお客さまを問わず、お金を必要とされている方々をサポートするという重要な業務を行っています。最近では、住宅ローンに関する手続きにも挑戦中で、業務の幅を広げています。私のテーマは「<きたぎん>という銀行の一員であることを常に意識する」こと。そのため、自分が関わる業務以外の知識も積極的に学びながら、一人の銀行員としてお客さまからの要望に応えられるよう努めています。

成長できる環境があるからこそ、 仕事へのモチベーションも高まる。

仕事の苦労をスキル向上へとつなげるために。

私は審査管理という職種なので、最初は電話で対応することが多いのですが、お客さまの顔が見えない分、伝え方が重要であると実感しています。お問い合わせの中には、今の自分の知識だけでは分からないこともありますが、すぐ担当の先輩に聞いたり、それをメモして次に同様の問い合わせがあったときに対応できるようにしています。また伝え方の面では、先輩方の電話対応を聞いて、言い回しや細かな配慮ある言葉などをこっそり学んで自分に落とし込み、よりよい伝え方ができるよう日々努めています。みなさんはどうですか?
忙しい時やミスをしてしまったときにひどく焦る癖があるので苦労しています。そういう状況でも視野を広く冷静に立ち回れるように心がけていますが、それ以前に仕事をため込まず精神的な余裕を持てるようにしています。急がば回れですが、まずは一つずつこなす癖をつけることが成長のための近道と考えて、特に意識しています。
天野くんの「焦る気持ち」よくわかります。私は、お客さまのお役に立ちたいと思っても、実力や知識が足りなく先輩に引き継ぐことしかできなかったり、十分な提案ができないと感じるときはとても悔しいと感じます。これは日々の勉強と慣れで改善していくことだと思うので、経済や世界情勢、商品知識等幅広い知識が求められる銀行員としての意識をもって毎日新聞に目を通すなど、能動的に学ぶことを心がけています。また、できるだけ多くお客さまと会話する時間を設けて「何か役に立てることはないか?」の目線を培っています。
同感です。私も含めて全員がまだまだ「銀行員としての知識が足りないこと」を痛感する場面が多いと思います。私はわからないことをわからないままにせず、すぐに先輩や上司に質問して一つ一つ知識を増やしながら対応しています。周囲には適度な距離を保ちながら優しい眼差しで見守り、いざとなったらすぐに助けてくれる頼もしい先輩方ばかりなので、その点も<きたぎん>の魅力だと思います。

仕事の現場で求められる力とは。

みなさんも自分と同じようなことを考えていて、安心したのと同時に、励みにもなりました。ところで実際に<きたぎん>の一員として働いてみて、現場ではどのような力が求められると感じていますか?私は「周りを見る力」だと感じています。銀行は一人で完結する仕事はないので、お客さまの様子を気にかけながら、支店内の動きも見て行動することで、業務がスムーズにいくと実感しています。最初は仕事を覚えることで精一杯でしたが、少しずつ日々の業務の中で意識して行動しています。
現場で求められるのは「応用力」だと感じています。お客さまのニーズは多種多様なので、それに全て応えるためには知識だけでなく、日々の実務でしか得られない経験をもとに応用を利かせることが求められているように感じます。そういった点も踏まえて、これからも応用力を培っていきたいと考えています。
お客さまに「寄り添う力」だと思います。はじめは先輩方とお客さまの会話を聞き、コミュニケーション力が最も必要な力だと考えていたのですが、ある時その根底には「お客さまのため」という意識があることに気づきました。それからは、お客さまのために何ができるかを考え、拙いながらも気持ちをお伝えし、傾聴も忘れないよう意識したところ、徐々にお話を聞かせてくれるお客さまが増えてきたように感じます。お客さま本位の会話をすることにより、本人でも気づかないような隠れたニーズが引き出せると実感しています。
みなさんの実感はもっともだと思います。私は、それらに加えて状況に応じた「柔軟な対応力」が必要だと感じています。あとは社会人の基本である「報・連・相」。お客さまのご要望に対し、行員が一丸となってお応えしていくためには、やはり精度の高い「報・連・相」が必要不可欠だと思います。

一人ひとりの目標の実現が、 地域貢献につながっていく。

思い描く将来のキャリアプラン。

5年後10年後など、今後のキャリアプランの想定はどうですか。私はまず、現在のジョブローテーションであらゆる業務に携わり、自分にできることや向いていること、苦手なこと、興味の向くことなどを感じながら、そのうえで学びを深め専門性を磨いていきたいです。今のところ、みなさんと違って未経験である窓口業務や預り資産関係の業務に挑戦したいと思っています。
将来的には法人渉外を担当して、成長分野である医療分野での専門知識を深めたいと考えています。そして医療機関や介護従事者の固有の問題や、ニーズに対する課題解決策の支援を行いたいです。
営業店で業務をひと通り習得し、ゆくゆくは本部の事業コンサルティング室でコンサル業務に関わりたいと考えています。女性活躍推進を掲げている中、女性比率が少ない部門で学びを得つつ、当行と企業とのつながりを強めながら地域へポジティブなアプローチをしていくことができる存在になりたいですね。その上で、地域や東北の活性化に貢献することが大きな目標となっています。
現在渉外担当として、主に個人のお客さまへの営業を行っているので、今後は法人営業にも挑戦してみたいです。また、渉外だけでなくさまざまな業務を行うことで見えてくることもあると思うので、渉外以外の業務も行ってみたいです。

目指していく“ユニークバンク”のカタチ。

最後に<きたぎん>が掲げている「ユニークバンク」というビジョンについて、みなさんの考えを聞かせてください。
これまで以上に、お客さまから「利用したい」と思われるような銀行を目指したいです。その大きなポイントとなるのは、地元のお客さまの生活がより豊かになるように、自分自身がさまざまなご提案のできる行員になることだと思っています。また地元は宮城ですが、岩手にも同じくらいの情熱を注いで東北全体を盛り上げていけるよう、イベント事にも積極的に参加したいと思います。
上司との面談の際に「これからの<きたぎん>を変えていくのは門間さんたち若い世代だ」という言葉をいただきました。まだまだ進化の途上である<きたぎん>で個の価値観を養いつつ、「きたぎんだからこそ」の強みを伸ばして東北全体に貢献できるような、唯一無二の存在になることを目指していきたいと思います。
私は<きたぎん>を内部から見た視点なのですが「上からも下からも多方向から意見が飛び交う銀行」というイメージです。キャリアや経験はもちろん大切ですが、それ以上に地元地域や東北全体をどう盛り上げていけるかといった、お客さまのご満足向上のために立場に関係なく自由に意見を言い合えれば、そのエネルギーは必ず『ユニークバンク』の大きな推進力になると信じています。
みなさんそれぞれの想い、素晴らしいですね。私は、銀行として昔ながらの方法や風土を守りつつ、時代の流れを捉えて柔軟に対応しながら刷新していく『ユニークバンク』を目指していきたいと考えています。ルールの中で改善していきながら、お客さま第一である意識を常にもつ銀行でありたいし、その一員でありたいです。
今日はいろいろと話せて刺激になりました。これからもお互いに頑張っていきましょう。

最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

門間

就職活動はひとりの戦いではありません。周りの仲間や家族とお互い頼り、励ましあう団体戦です。ひとりで抱え込まずに、時にはリフレッシュをしながら、「自分の本当にしたいこと」を見つけて満足いく就職活動をやり遂げてほしいと思います。どんな部分も視点を変えれば自分の強みになります。一緒に頑張りましょう。

小林

変化していく日常をより感じながら働くことのできる場所です。皆さんの入行を心待ちにしています!一緒に<きたぎん>で働きましょう!

稲葉

「銀行員の仕事は何か」と聞かれて思い浮かぶ以上に、銀行では幅広い業務を行っていると思います。業界・企業研究をして「仕事」を知ることはもちろん、自分に向き合うことで「自分」を知ることも大切にしてほしいと思います。また、学生生活ではさまざまな経験をして、思う存分楽しんでください!

天野

自分が譲れないものを最優先に、軸のしっかりした就職活動をしてみてください。<きたぎん>では、行員一人ひとりがなりたい将来像をイメージできるよう人事部の方々がサポートしてくれます。ぜひ私たちと一緒に頑張りましょう。お待ちしています!